2016/02/26

上海が今までで『一番静かな』春節だった理由

上海の観光地「豫圓」上海の観光地「豫圓」

中国は今年、2月8日が旧正月「春節」でした。街のあちこちに飾り付けがなされ、一年で最もお祝いムードが高まります。

地元企業が、春節期間中、テレビCMならぬ「宣伝飾り」を設置するのも、街の風物詩です。

上海の貴金属販売メーカーが設置した「宣伝飾り」上海の貴金属販売メーカーが設置した
「宣伝飾り」

そしてあちこちで見かける「獅子舞」そしてあちこちで見かける「獅子舞」

上海では今年、春節前に、市民にとって衝撃的なニュースが流れました。それは「市中心部で、2016年1月1日から、花火と爆竹の販売&使用の完全禁止」です。

街のあちこちに、花火と爆竹禁止の横断幕が街のあちこちに、花火と爆竹禁止の横断幕が

PM2.5などによる深刻な大気汚染や火災対策で、上海市は、のべ30万人の警察官やボランティアスタッフを動員し、パトロールにあたりました。とはいえ、中国人の、春節期間中に鳴らす花火や爆竹への思い入れは非常に強いので、ネット上ではこの規制に賛否両論、激しい書き込みが相次ぎました。
そんな中、登場したのがこちらの商品

こちらの電子爆竹。お値段は日本円で約3000円こちらの電子爆竹。
お値段は日本円で約3000円

全長150センチメートル程度全長150センチメートル程度

これ、「電子爆竹」という商品で、小売店のスタッフに話を聞くと、「爆売れ」しているということです。実際に使用してみましたが、本物と変わらない音と、激しい光の点滅が!ただ、爆竹にまったく興味がない個人的感想として・・・「何が楽しいんだ!!」

今年の春節、上海で生まれ育った中国人スタッフに話を聞きますと、爆竹規制のおかげで、「今までで一番静かな春節」だったようです。
とはいえ、「爆竹禁止」なんて関係ないと考える市民も多く、地元メディアの報道では「禁止エリアで爆竹を鳴らして200人以上が逮捕された」そうです。そこまでして爆竹を鳴らしたいのか・・・。

いずれにしても、新年を祝う気持ちは、万国共通です。みなさん、遅ればせながら、今年1年、良い年でありますように!

ABC WEBNEWS 2009年9月以前のサイト シャンゼリゼ通信