2016/12/02

新たな上海名物「1元レンタル自転車」

新天地のすぐそばには、地下鉄の駅がありますレンタル自転車『モバイク』に乗る上海の学生

最近、上海の街中で、オレンジとシルバーのカラフルな自転車をよく見かけます。今年に入り、若者を中心に人気を集めているレンタル自転車で、「MOBIKE(モバイク)」という中国企業が、上海や北京などで、事業展開しています。

このレンタル自転車の一番の特徴は「好きな場所から乗って、好きな場所で乗り捨てることができる」点です。レンタル自転車にはすべて「番号」が割り当てられていて、GPSの機能を使い管理されています。利用者は、事前に実名登録した上でレンタル自転車を利用するので、「MOBIKE」の担当者は、誰がいつどこでどの自転車に乗っているのか、把握できます。利用者は、スマホアプリで、自分がいる場所の近くにある自転車を検索し、お目当ての自転車をみつけたら、自分のスマホで自転車のバーコードを読み取り、鍵を開けて乗ります。目的地につけば、再び鍵をロックし終了です。料金は30分1元(日本円で約16円)と格安です。

上海では、歩道の一部や空き地などを利用し、多くの場所に「無料駐輪場」が設置されていますので、多くの利用者は、この「無料駐輪場」にレンタル自転車を停めています。

街中のいろんな場所でモバイクを見かけます街中のいろんな場所でモバイクを見かけます

多くのモバイクが停めてある場所も多くのモバイクが停めてある場所も

スマホアプリで、自分がいる場所の近くにどれくらいの自転車があるか、すぐにわかりますスマホアプリで、自分がいる場所の近くにどれくらいの自転車があるか、すぐにわかります

使用料金は30分1元(日本円で約16円)でネット決済使用料金は30分1元
(日本円で約16円)でネット決済

上海の若者に話を聞きますと、自転車の色やデザインが「オシャレ」な点、そして、スマホアプリを使って簡単に利用できる点が、人気の秘密だということです。一方で、「モバイク」をめぐっては、「自転車のサドルなどのパーツが盗まれる」「自転車が川に投げ捨てられる」事件が多発していて、中国当局が、「マナーを守ろう」と呼びかける事態となっています。また、自転車にライトがついていないため、夜間の走行は非常に危険です。様々な点で改良の必要があると感じます。

とはいえ、今後、中国大陸全土で人気がでてくる可能性を秘めた「モバイク」。シンガポールなど東南アジアでも事業展開を考えているとのことで、数年後には、世界各地で、中国発の「格安レンタル自転車」を見ることができるようになっているかもしれません。

2016年12月までに、上海市内で10万台の導入を目指しているそうです2016年12月までに、上海市内で
10万台の導入を目指しているそうです

ABC WEBNEWS 2009年9月以前のサイト シャンゼリゼ通信